気になるMVNOの実効通信速度はどうなってるの?



MVNOって遅いの?

結論から言うと、大手キャリアよりも平均して通信速度が遅い傾向があります。

通信速度の理想値はMVNOも大手キャリアもあまり違いがありませんが、ドコモ・au・ソフトバンクと比べるとMVNOが提供する格安SIMでは実際の通信速度は大きな差があります。

そもそもどれくらいの通信速度が必要?

個人が高速通信を必要とする場面は動画を閲覧する状況だと思います。

5Mbps程度の通信速度があれば、Youtubeでもかなりの高画質でない限り途切れなく視聴することが可能です。

大手キャリア(docomo・au・softbank)は時期によって多少異なりますが、平均で一日を通じて20Mbpsほどの通信速度がでるので、Youtubeは問題なく見られる訳です。

MVNOは5Mbps以上のMVNOは?

格安スマホ比較コムが行った通信速度テストで一日平均5Mbps以上の通信速度がでるMVNOは以下です。

楽天モバイル:平均 7.2Mbps

DMM mobile:平均 5.5Mbps

NifMo;平均 9.2Mpbs

Y!mobile:平均 10.2Mpbs

IIJmio:平均 7.5Mbps

OCN モバイル ONE:平均 5.1Mbps

UQ mobile:平均 9.1Mbps

mineo:平均 6.4Mpbs

b-mobile:平均 6.9Mbps

※2015年5月3日に08:00/12:00/22:00/24:00にテストを実施した平均

注意!時間帯によって大きな差が!

MVNOと大手キャリアの一番の差は時間帯や場所によって通信速度が著しく異なるという点です。

東京など人が多い地域では通勤時間・お昼休み・帰宅時間などで通信速度が1Mbpsを下回ることが多いです。

また使っているユーザー数によっても変わるので、現在はユーザーが少ないMVNOは通信速度が早いが、人気が高まり、ユーザーが増えると状況が変わる可能性が高い。

参考:MMD研究所が2015年4月23日に実施した通信速度調査